ポラリスシリーズ(ミノキシジル外用薬)
ポラリスは、外用ミノキシジルを専門的に研究し発毛に特化した成分構成を独自に開発して調合されたミノキシジル商品を多数販売するアメリカのポラリス社が販売する製品です。
ミノキシジル濃度を5%以上含有したものを中心にラインナップし、発毛に有効な関連栄養素やアミノ酸等のブレンドによる高い発毛効果が話題となっているおすすめの外用ミノキシジルシリーズです。
ポラリスの特徴
ポラリスはAGA(男性型脱毛症)の改善に向けて、最先端治療とその絶対的有効性を提供するための新技術研究によって開発された外用ミノキシジル治療薬です。
現在ポラリスのシリーズは、ミノキシジル含有濃度やその他の有効配合成分が異なる5種類がラインナップされており、利用者から「圧倒的な効果があった!」という声やレビューが非常に多くなっています。
ポラリス独自のLiposphere(リポスフィア)テクノロジー
Liposphere(リポスフィア)テクノロジーとは、もともと頭皮から吸収されにくいミノキシジル成分を人間の肌細胞に近いミクロ化されたカプセル形状に揃える技術のことで、頭皮の表面で止まってしまいやすかったこれまでの薬効成分の浸透を毛穴の奥深くにある細胞層まで送り届けることが可能になっています。
さらに、このカプセル形状の分子構造配列によって頭皮の水分不足を補い、頭皮の柔軟性を取り戻す効果も発揮されます。
ポラリスのLiposphere(リポスフィア)テクノロジーによってミノキシジルが効果的に浸透することから、頭皮の厚さや柔軟性の違いによる浸透遮蔽の影響が発生しににく、頭頂部だけでなく前頭部生え際などあらゆる部分の薄毛に効果的な改善効果を発揮します。
Liposphereテクノロジーの主な特徴
- 有効成分の角質層浸透により頭皮のより深い部分から効果的な吸収がおこなわれる
- 経皮水分保護効果が促進されて頭皮の保護が効果的に強化される
- 成分が浸透しやすく頭皮に残留しにくいため頭皮刺激が最小限に抑えられる
- 頭皮を痛めるアルコールやプロピレングリコールの使用量を抑えられる
このような効果が発揮されるために高い発毛促進につながるわけです。外用ミノキシジルでもっとも重要なことは浸透力と言っても過言ではありません。このため、一般的には頭皮からの吸収効率が高くないために内服ミノキシジルのほうが効果が高いと言われるのです。
ポラリスには、この頭皮吸収効率が高いという点を追求された技術がシリーズ全品に採用されており、非常に高い効果が期待できる外用ミノキシジル製品で最も効果が期待できる医薬品と言えるのです。
製品研究販売をおこなうポラリス社とは?
ポラリスはアメリカの上場企業であるPolaris Research Laboratories社(※以下ポラリス社)によって供給されています。AGA関連の研究機関として2009年に創立され、独自のバイオテクノロジー技術に栄養学、医学技術を混じえた最新鋭の研究施設を持つ企業です。
アメリカ本国では医療業界や頭髪改善業界から脚光を浴びており、2000点以上のヘアサロンと提携して商品展開をおこなうだけでなく現場の声を吸収して商品の開発に役立てられています。
日本では現在リアップ以降のミノキシジル認可が止まっている状況ですので、日本AGA医療機関への小売が中心となっており医師による処方が一部でおこなわれていますが、個人輸入での販売も同時に展開されており、一般的な入手は個人輸入が最もスタンダードになっています。
Polaris Research Laboratories日本医療機関向けサイト
ポラリスのミノキシジル濃度と副作用
ポラリスの製品ラインナップにおけるミノキシジル濃度は5%~16%と高濃度なものが多くなっています。一般的な外用ミノキシジルの副作用として、低血圧症状や頭皮のかゆみなどが言われますが、ミノキシジル濃度が上がればそのリスクも比例する考え方となってしまうのでしょうか。
◆低血圧症状について
ミノキシジル16%のポラリス使用者の副作用報告件数をチェックしてみましたが、意外なことにロゲインやリアップといった5%含有の外用ミノキシジル利用者に対して報告件数がほとんどない状態となっています。
リアップ1%の販売開始当初に大正製薬に対して多数の低血圧症状報告が発生した過去がありますが、基本的には副作用記載によるプラセボ(思い込み)効果と思われる報告が大半であった事実があります。医学的見地からも1%という薄い濃度、さらに外用であることから頭皮浸透の割合が下がることを加味すれば、血圧降下剤の併用等による強烈な相乗効果が発生しない限りあり得ないことであると考えられています。
リアップの利用は話題性から購入して副作用報告を知りプラセボが発生する比率が高いためと推測できます。一般的に頭皮吸収させる外用ミノキシジルでは血管に浸透して心臓に悪影響を与えるほどの作用は考えにくい背景があります。このために、Liposphereテクノロジーによる頭皮高吸収効率を誇るポラリスでも頭皮の奥深くの毛母細胞にしっかり作用しても全身の血流に負担をかけるほどの血管拡張効果が現れにくいことが言えます。
同時にポラリス利用者はミノキシジルの作用効果や副作用の内容をリアップやロゲイン利用ですでに知っている層が多く、プラセボ報告が発生しないことが大きな理由でしょう。
基本的には外用ミノキシジルにおいて15%以上の濃度でも心的副作用発生率が向上することはありませんが、心臓の既往症や血圧降下剤の服用をおこなっている場合は使用を避けておきましょう。
◆頭皮のかゆみやかぶれの発生率
ミノキシジル外用薬ではアルコールやプロピレングリコールが使用されています。爽快感や保湿性を向上させる目的として化粧品や外用医薬品に使用される事が多いものなのですが、軽度の刺激があり紫外線の影響に反応してかぶれたり炎症をおこすことがあることが知られています。
リアップの臨床試験においては約7.6%の検体に対してこのようなかぶれや皮膚炎の症状が現れました。緩いかゆみの発生件数は比較的少なくないのですが、初回から数回程度で収まることがほとんどだとされています。
これに対してポラリスの場合はかぶれや炎症の発生が2.4%というリアップの半数以下という数値でした。この理由は技術的にアルコールやプロピレングリコールの使用量を極限まで抑えて製品化している点だといえるでしょう。ポラリスは頭皮に対して非常に影響の少ないミノキシジル外用薬だとわかります。
頭皮を痛める傾向は非常に小さいですが、もしもかぶれや炎症、頭皮に熱をもつなどの症状が発生した場合は使用を中止しましょう。
ポラリスのミノキシジル濃度と使用感の関係性
ミノキシジル外用薬は濃度が高くなるほどベタつくという特徴があります。特に10%以上になるとハードムースやジェルなどの整髪料をつけたようなバリバリした髪の状態になりやすいです。乾くまで待ってから睡眠につく、出かけるといった創意工夫が独自に必要だと思います。
◆ポラリスの匂いについて
ポラリスには『ポラリススメル』と呼ばれる薬品独特の匂いがあります。これは調合時に他の栄養素などをミックスしているために発生するものだと思われるのですが、使用時の髪が薬品に濡れた状態時に強くなります。乾くと匂いはほとんどわからなくなりますので、完全に乾かしてから行動という習慣付けをおこなったほうがよいでしょう。(※シリーズ商品によって匂いの違いや強さに若干差が発生します。)
◆ポラリスの色について
ロゲインやリアップが無色透明な液体なのに対し、ポラリスは黄色い液体となっています。これは水溶性ビタミン成分であるビタミンB群やノコギリヤシ等の天然成分が混ぜ込まれていることで発色するのが理由です。
天然成分のためにロットごとに色の濃さが異なる事が多いですが、成分や作用には影響しません。また、乾かさないまま睡眠につくと枕に色がついてしまうことがありますので、就寝前に治療をおこなう際は乾かしてから床に入るようにするのが良いと思います。
ポラリスラインナップの紹介
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総合評価はあくまでAGAアンサーの私見を元に評価しています。
ポラリスのまとめ
ポラリスは現在最強のミノキシジル外用薬と言ってもいいと思います。その理由は、カークランドやロゲイン、リアップ等のスタンダードなミノキシジル外用薬で効果の出なかった方が、ポラリスに切り替えた途端に急激に髪が増えだしたという報告が非常に多いことからです。
そして統計を取るとその大半が[NR-09]を利用して効果を体感したパターンとなっています。ポラリス社では「朝晩でミノキシジル濃度の異なるポラリスを使用すると効果が高まる」と発信しており、事実その傾向も強いように感じます。
しかし、ポラリスは匂いや髪が固まることなどから朝に使用するのは不向きとも言えますので、夜に[NR-09]を使用して朝に匂いが抑えめで髪のバリバリ感が比較的小さい[NR-11]を使用するなどの措置を講じるのが好ましいと思います。
リアップと比較しても安価となり効果も高いポラリスは最もおすすめできるミノキシジルと言えますので、今後も製品別に解説をおこなう機会を設けていきたいと思います。
最後までお読みいただき有難うございました
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